抗体薬物複合体が未来のがん治療を変えてくれる?

抗体薬物複合体が未来のがん治療を変えてくれる?

抗体医薬品を使用した抗体治療と言う治療法を皆様はご存知でしょうか? 当コラムでは最先端のがん治療である抗体医薬品を使用した抗体治療についてご紹介します。

がんとは現在の医療においてもとても治療の難しい病気にあたります。がんで命を落としている方は年間300.000人以上にのぼります。

そんながん治療で活躍する抗体医薬品について是非皆様に知って頂きたいと思いますので、続きを読んでみてください。

抗体医薬品っていったいどんな医薬品なんだろう?

がん治療において高い治療効果と副作用の軽減がとても期待されている抗体医薬品とは、抗体と呼ばれる免疫のもとを利用した医薬品のことを指します。

抗体医薬品は抗原と呼ばれるがん細胞など、細胞の表面にある目印となる部分をピンポイントに狙って結合します。

この作用により、抗原のない正常な細胞には結合することなく必要のない細胞に余計な負担を与えることがないのが特徴です。

抗体医薬品の中でも各製薬大手メーカーがこぞって開発を急いでいる医薬品があります。次にその次世代の抗体医薬品についてご紹介します。

次世代の抗体医薬品、抗体薬物複合体(ADC)ってなんだろう?

各大手製薬メーカーがこぞって開発を進めている抗体薬物複合体(ADC)とはどのような医薬品なのでしょうか?

抗体薬物複合体(ADC)とは抗体医薬と低分子医薬をリンカーで結合することによって作られます。この抗体薬物複合体(ADC)とは、従来型の抗体医薬品では難しいとされていた細胞内に侵入することができます。

従来難しいとされていた細胞に侵入して、薬効を作用させることができるという点が、抗体薬物複合体(ADC)の最大の特徴と言えるでしょう。

そんな抗体薬物複合体(ADC)が未来のがん治療を劇的に変えてくれるかもしれません。

抗体医薬品(ADC)を使用した抗体治療とは?

先述でご説明させて頂きました、抗体薬物複合体(ADC)を使った抗体治療とはいったどのようなものなのでしょうか?

ここで抗体薬物複合体(ADC)を使用した抗体治療について簡単にご説明したいと思います。

抗体薬物複合体(ADC)は単独で使用することができない殺細胞性が高い薬物を使用することによって、低用量投与において有効性を期待することができます。そしてがん細胞に特異的である送達性を持つ抗体を結合することによって、高用量の投与を可能とする可能性もあるのです。

抗体薬物複合体(ADC)を使用した抗体治療とは次世代の新しい可能性がたくさん含まれています。抗体薬物複合体(ADC)が次世代の抗体治療の現場で活躍する日はもう目の前かもしれません。

抗体薬物複合体(ADC)の市場規模は68億ドル?

抗体薬物複合体(ADC)は数品目が世界で上市されています。そして数品目が開発中であり、その市場規模は2020年には68億ドルにのぼるとの調査結果もあるのです。

日本国内の大手製薬メーカーでも、海外の抗体薬物複合体(ADC)の開発技術を持つ企業と提携し、抗体薬物複合体(ADC)の自社創薬に乗り出しています。

このように海外だけではなく、日本国内における大手製薬メーカーによる抗体薬物複合体(ADC)の開発競争もあり、今後の抗体薬物複合体(ADC)の開発には注目しておきたいところであります。

がん治療の最先端の抗体治療が皆様の生活を豊かにしてくれます!

がん治療の最先端である抗体薬物複合体(ADC)を利用した次世代の抗体治療が皆様の生活をより安心して過ごせるように変えてくれるかもしれません。

がんという病気はいつ誰におきるかは分かりません。治療ができる病気に変わるということはとても安心感が増すものであります。製薬現場では今日も皆様の生活をよりよいものにするために次世代抗体治療の開発が進んでいるということを皆様も是非覚えていていください。


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