薬剤師は病気だけでなく美容にも精通している

薬剤師は病気だけでなく美容にも精通している

皆さんは薬剤師になってどんな場所で働いていますか?
やはり大きな病院でしょうか?それとも薬局ですか?
中でもドラッグストアで働いている方は多いのではないのでしょうか?
ドラッグストアでは薬以外にも日用品や食料品、化粧品が売られています。デパートや百貨店で販売されているイメージのある化粧品ですが、薬局でも取り扱っている場所も増えているようです。
つまり、ドラッグストアや薬局で働いている薬剤師の方々は化粧品についてもお客さんから質問を受けることがあるかもしれません。その時の為にも化粧品について知っておくことは損ではないかと思います。

薬剤と化粧品

薬剤師は調剤や薬を販売することがお仕事なので、化粧品や美容なんて関係ないのでは? と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、よくよく考えてみるとあながち関係ないとは言えないですよ。

例えば患者さんの肌質。肌が荒れている方や肌が炎症を起こしている方に薬剤師の方は塗り薬を提供しますよね。その際に患者さんがどういった肌質で、あまり刺激が強くない方が良いのか、これぐらいの強さなら肌が負けないのか等、肌について色々と考えますよね。

化粧品も近しいもので、肌質などで化粧水やファンデーションなど適した化粧品は各々違ってくるものだと思います。その肌質の変化に薬剤師の方は普段の患者さんに向けている目を向けられるのではないでしょうか?

こういったように普段の仕事ぶりを応用すれば、化粧品に関しての質問に応えられることでしょう。

薬剤と酸化と美容

昨今、美容を考える際に良く取り上げられるキーワードがあります。それが「酸化」です。
酸化と言えば、美容だけでなく化学的に薬剤師の方も耳にしたことがあるのではないでしょうか?

酸化とは?

酸化とは物質と酸素が結合することによって引き起こされる化学反応です。
皆さんが身近で目にするとすれば、金属の錆ですね。これは金属に酸素が結合して起こっている作用です。

この酸化は人間の体内でも発生し、酸化することによって体が老いていくと言われています。このことから、逆手に取ってアンチエイジングの分野で研究が進められています。

人体に影響を及ぼすのは皆さんが普段何気なく吸っている酸素というよりは体内で生成される「活性酸素」という物質です。

体内にある酸素は、過度なストレスや乱れた食生活、睡眠不足、飲酒喫煙等の不摂生が原因で活性酸素に姿を変えます。活性酸素は細胞や遺伝子を傷つけ劣化させる力を持っていて、これが老化の原因や、疾患の原因となります。活性酸素はガンの一要因とも言われています。

実は活性酸素は悪い物質ではなく、本来は体内に侵入してきたウイルスを退治して身体を健康に保つ役割を担っているのですが、増えすぎると細胞を傷つけてしまうというデメリットがある物質なのです。

化粧品もそうですが、サプリメントもある意味では薬剤の一種。酸化を防ぐために必要な栄養素であるビタミンCやほうれん草やレバーなどに含まれるグルタチオンなど、抗酸化力のあるサプリメントをおすすめすることも出来るようになるので、こういった知識は持っておくと良いかと思います。


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