患者様と薬剤師の在り方を変えるグレーゾーン解消法ってなに? 

患者様と薬剤師の在り方を変えるグレーゾーン解消法ってなに? 

みなさんこんにちは! 
今年の9月、調剤薬局を主とした経営分野に新しい動きがありました。

それは、グレーゾーン解消法が調剤薬局でも適用された為、患者様への対応をより円滑に行うことができることです。

みなさんは薬を受け取りに行った調剤薬局で待たされてしまうこと、ありませんか? 
実は薬を受け取りに来た患者様をお待たせしてしまうのには理由があるのです。

今回はその理由と、グレーゾーン解消法とそれによる新しい調剤薬局の在り方について紹介したいと思います。

調剤薬局で待たされてしまう理由

調剤薬局には多くの患者様が処方箋を持って訪れます。
患者様の中には、薬剤師の仕事は処方箋を受け取って薬をただ渡すだけだと考えている方がいらっしゃるかもしれません。

しかし、実際はそうではありません。
みなさんをお待たせしてしまっている間、薬剤師もできるだけ早く患者様に薬を渡せるように慎重に、正確に、速やかに業務をこなしているのです。

それでは患者様が待っている間、薬剤師はどのような業務を行っているのでしょうか? 

調剤薬局で働く薬剤師はその処方箋に基づいて、患者様に最適な薬を選ぶのです。

薬剤師が使う特殊なコンピューターへのデータ入力し、薬を調剤、そして最後に使用しても良いか監査の許可を経て患者様に薬を渡します。

業務だけを見れば少ないかもしれませんが、この業務には絶対にミスは許されません。
処方箋の記載ミス、併用禁止の薬等、患者さんの容態や薬歴等を確認し、体に影響を与えないという確証を得る必要があります。

また、処方箋の内容に疑問点があれば、医者に疑義紹介と呼ばれる質問を投げかける必要があり、問題を解決しなければ調剤することができないのです。

薬剤師がみなさんをお待たせしている間、こうしたミスは絶対に犯せない仕事を、できるだけ時間短縮できるように急いでいるのです。

グレーゾーン解消制度とは?

薬剤師の仕事の正確さを保ち、より効率的にする為、グレーゾーン解消制度が適用されました。

グレーゾーン解消制度というのは平成26年1月下旬から始まった産業のクオリティをより高める事を目的とした制度です。

この制度は産業競争力強化法によるもので、産業競争力を強化するという観点から、企業の提案に基づき「規制改革」を実行する事ができます。

このグレーゾーン解消制度は現在の政府が掲げている「3本の矢」の政策の一部です。
もっと具体的にグレーゾーン解消制度について紹介しましょう。

グレーゾーン解消制度は企業が、現在の法律等による規制の適用範囲が不明確な場合でも、政府に新事業の計画書等を申請することによって、規制の適用範囲であるかどうかを確認することができるのです。

その為、安心して新しい分野への進出の取り組みが行えるようになり、企業が新事業にチャレンジすることをさらに促すことができる効果が期待できます。

グレーゾーン解消制度はこのように企業が新事業へチャレンジしやすくなる環境を作り、経済を活性化させる為の制度です。

それでは、薬剤師が働く、調剤薬局という製薬業界にいったいどのようにグレーゾーン解消制度が適用されたのか紹介します。

今回申請された概要としては、調剤薬局の待ち時間を短縮する為に、通常とは異なった薬剤の販売方法の導入の可否についてです。

具体的な内容としては、薬剤師が患者様に服薬指導を行い、その後調剤した薬を郵送のサービスで行うサービスです。

ここには医薬品の品質や安全性についての規制があるかどうか不明な分野でありましたが、グレーゾーン解消制度により、新しい販売方法を導入することは不可能ではないことが証明されました。

今回の証明により、調剤薬局全体の処方箋を受け取ってから調剤するまでの流れをより効率的なものに変わることが期待できます。

これから多くの調剤薬局が、薬剤師の業務の流れを見直し、患者様と薬剤師にとって最適なコミュニケーションができるようになるでしょう。


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