薬剤師の仕事を円満退職するには? 転職をスムーズに。

薬剤師の仕事を円満退職するには? 転職をスムーズに。

薬剤師という仕事には、さまざまな働き方があります。人によっては、キャリアを重ねたり、生活環境が変わったりすることで、1つの働き方だけではなくいろんな働き方を検討することになる場合もあるでしょう。

そういった時に必要となるのが転職です。そして転職するにあたって、退職時の対応も必要になってきます。しかし薬剤師が転職する時は、一体誰にどんな話をするべきなのでしょうか? きちんと円満退職するためにも、きちんと対応することが大切です。今回は、薬剤師の転職時の挨拶などについてお話していきたいと思います。

どの業界も退職時の挨拶は大切

薬剤師の仕事をしていると実感すると思いますが、本当にたくさんの人と関わるようになりますよね。ですから転職する際には、その関わった人やお世話になった人にきちんと退職時の挨拶をしなければなりません。

では、これまで関わってきた人たちに対して、どういった退職の挨拶をすれば良いのでしょうか? 挨拶方法はもちろんのこと、訪問する時間帯や挨拶時に持っていく品など、考えるべきことはさまざまです。『立つ鳥跡を濁さず』という言葉もあるように、円満退職して次の職場にいくためにも、しっかりと退職時の挨拶に関するマナーなどについて身につけておきましょう。

退職することが決定したらまず何からすればいい?

薬剤師という職種、またこの業界は、一見広いようにも見えますが、実は狭いものですよね。自分ではちょっとした言動だと思っていても、それが悪い噂としてあっという間に広がってしまうこともあります。もしそれが転職先にまで伝わっていたら? そう思うとこの先にゾッとしてしまいますよね。きちんと準備を済ませてから挨拶回りをするようにしましょう。

直属上司には口頭で伝えよう

退職が決まったら、まずその旨を伝えることになるのは、おそらく直属の上司ではないでしょうか。上司に伝える場合も、きちんと就業規則で定められている時期までに、退職する旨を伝えるのがルールです。

直属上司に伝える場合は、片手間に言うのではなくきちんと時間を設けてもらって、口頭で伝えるようにしましょう。転職する場合の転職理由として悩んでしまう人も多いと思いますが、『一身上の都合』で問題ありません。

人によっては、退職理由を根掘り葉掘り聞いてくる人もいますが、言える間柄であれば正直に言っても問題ないとは思います。ただ極力当たり障りのない理由・言い方で伝えておくのが良いかと思います。

また同僚に報告する際は、上司への挨拶が終わってからするのが基本です。トラブル防止のためにも、こういった部分にも気を使いながら挨拶回りを済ませていくようにしましょう。

退職日の設定

退職が決まった場合に考えなければならないのが、いつ退職するのかということです。つまり退職時期ですね。人によりけりだとは思いますが、残務整理や引き継ぎなどが必要なケースもあります。予想以上に時間がかかることもありますから、しっかりと余裕を持ってスケジュールを調整するようにしましょう。

また薬剤師の場合、管理帳簿などもあると思います。引き継ぐ人にとっても、わかりやすいようにきちんと整理してあげるとなお良いです。

場合によっては患者さんにも挨拶が必要

薬剤師という仕事は、薬局で働く場合など患者さんと関係を持つことも多いです。また薬剤師は、患者さんとのコミュニケーションも大切な仕事ですから、中には『薬剤師と患者』の関係を越えた信頼関係を持つ人もいるかもしれません。

こういった場合は、やはりその患者さんに対してもきちんと挨拶をすることが望ましいです。どうしても退職時の挨拶と聞くと職場の上司や同僚など、仕事で関わっている人だけにしか考えていないことが多いです。

しかし薬剤師の仕事をする中で、たくさんの人との関わることになった場合、患者さんはもちろん、クリニック関係者やMR担当者といったいろんな人に対して挨拶が必要になるケースもあります。

患者さんへの挨拶が必要な場合

薬局に勤めていた場合でも、患者さんの「かかりつけ薬局」だった場合は、何度も同じ患者さんと顔を合わせることになると思います。服薬指導やコミュニケーションを通じて、ちょっとした雑談・相談ができる間柄になる場合もあります。しっかりとコミュニケーションを取っていた患者さんがいる場合は、挨拶をしておきたいところです。

また病棟勤務の場合は、入院患者さんを担当することになります。自分が退職することになった場合は、また別の薬剤師が後任として付くことになります。患者さんと後任の薬剤師さんが早く信頼関係を結べるように、紹介も兼ねて声掛けしておくのが理想です。

ただ患者さんによっては、かえって挨拶することで不安を煽る結果になってしまうこともあります。上司やスタッフなどと相談しながら、患者さんへの挨拶は検討していきましょう。

クリニック関係者やMRの担当者への挨拶が必要な場合

薬剤師の仕事をしていれば、クリニック関係者やMR担当者など、さまざまな人たちと関わりを持つことになります。会社からすれば、こういったところも大切な取引先となるわけですから、退職する際はその旨をきちんと伝えるようにしましょう。

当然こちらからお伺いするわけですが、診察や回診などがある時間帯は忙しいので避けるようにしましょう。事前にアポを取っておき、お伺いするのが一番確実で安心かと思います。社外の人に挨拶する場合は、挨拶状を送ると良いです。最近では、メールで済ませる人もいるようですが、ハガキで送るのが丁寧で礼儀としても良いです。

挨拶時に持っていきたい品

会社の上司や同僚、また関わってきた患者さんやクリニック関係者、MR担当者など、お世話になった人には、きちんと挨拶回りをしましょう。円満退職ができれば、次の職場でも気持ち良く働き始めることができます。

またお世話になった人たちに挨拶回りをする時は、挨拶の品も添えておくと良いです。しかしどんな品を持っていけばいいのか迷ってしまいますよね。そこで、挨拶時に持っていきたいおすすめの品についてご紹介していきたいと思います。

お菓子の詰め合わせ

定番の品としては、何と言っても個装になっているお菓子の詰め合わせです。ギフトとしてよく選ばれているものですし、何よりも個装になっていることがポイント。1つ1つバラバラに放送されていることで、会社全体に配ることができます。

お菓子にもいろんな種類がありますが、有名店や人気店の焼き菓子などは比較的好評です。さらに手書きのメッセージなどもあれば、より気持ちがこもって良いかもしれません。

特にお世話になった人には個別に準備しよう

仕事に関わった人の中には、特にお世話になった人や仲が良かった人もいると思います。そういった人に対しては、個別で品を用意してあげるのも良いです。中には、仕事で知り合った同僚とプライベートでも仲良くなることもありますよね。

個別で品を用意するのは良いですが、高価過ぎるものは相手も受け取りづらくなってしまうので、相手が気を使わない範囲で喜ばれるものを選びましょう。女性であれば、コスメブランドのハンドクリームやリップクリームなどが喜ばれますよ。他にもポーチなども良いかもしれません。

ハンドタオルやマグカップなど、形として残りながらも日常的に使えるような品が良いかもしれませんね。

退職するまではきちんと役目を果たす

退職することが決まっても、実際に退職日を迎えるまでは今の職場に在職することになります。ですから退職するまでは、きちんと在職中の仕事をこなすようにしましょう。『どうせ辞めるから』という気持ちで、ダラダラと仕事をしてしまうと印象が悪いです。

残務整理や引き継ぎなどもしっかりとこなしながら、きちんとした挨拶を心がけましょう。そうすることで最終日には、上司や同僚からも快く送り出してもらえるはずです。転職先で気持ち良く働き始めるためにも、退職時の挨拶マナーには気を付けたいところですね。


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