薬を服用するときは飲み合わせに注意しなければいけません。

薬を服用するときは飲み合わせに注意しなければいけません。

みなさんこんにちは! 
錠剤の薬を服用するとき、基本的には一緒に水を飲みますよね。

実は、薬と一緒に水を飲むことには大切な理由があり、薬剤師としても薬を服用するときは水と一緒に飲むことを推奨しています。

今回は薬を水と一緒に飲む理由と、水以外で薬を飲む時の飲み合わせの注意点について紹介していきたいと思います。

薬を飲む時に水を飲む理由とは?

薬を飲む時に水を飲むのは、第一に錠剤や粉薬を飲みやすくすることが理由です。

錠剤の場合は食道で止まらず、胃まで届くように。
粉薬の場合は飛散して気管に入り込まず、胃まで届くようにすることが目的です。

もし、錠剤が食堂で引っかかってしまった場合、食道炎等の炎症を起こすことがあります。
粉薬も水を飲まずに使用した場合、飛散した薬が気管に入り込んでしまい、肺炎等を起こす原因となる可能性があるのです。

そして第二に、胃に入った薬を消化し、吸収できるようにする為という理由があります。
水を飲まず、薬だけを飲みこんだ場合、体にほとんど吸収されずに、体外に排出されてしまう可能性があるのです。

水を飲めば胃を刺激して、胃の働きを強めます。
そうすることで、薬は早く消化され、速やかに小腸へ移動させることができるのです。

小腸へ移動した薬は小腸で体内に吸収されます。
水と一緒に飲むことで、薬を効率的に吸収することができ、薬の効果を早く体に届かせることができるのです。

水を飲まなくても薬が飲めるという方が稀にいらっしゃいますが、以上の理由から薬を飲む時は水を一緒に飲むことを推奨しています。

薬の種類によっては、服用後体内に効率よく吸収されるよう〇〇分は体を横にしないようにと指定されているものがあります。

薬を飲む時は医師や看護師、薬剤師の方の指示に従い、用法・容量を守って服用してください。

薬の飲み合わせに気を付けましょう

複数の薬を同時に飲む時は、その飲み合わせに気を付ける必要はもちろんあります。
そして、薬を提供する薬剤師も、それを十分に考慮して処方しています。

しかし、薬を服用するときに気を付けなければならないのは、薬の飲み合わせだけではないのです。

薬を服用する時の注意すべき点は、薬と一緒に飲む飲み物の種類です。
薬を服用する為の飲み物は、液体であればなんでも良いというわけではありません。

薬を服用する時は、常温の水、もしくはぬるま湯で飲むことを推奨しております。

もし手元に水がなかった場合、ついつい他の飲み物で代用してしまいがちですが、薬との飲み合わせが原因となり、体の不調を起こしてしまう可能性があります。

しかし、薬との相性は、服用する薬によって異なります。
一概に相性が悪い飲み物と決めつけることはできませんが、入っている成分等が薬との飲み合わせが悪くなる可能性のある飲み物を紹介していきたいと思います。

・コーヒー
コーヒーにはカフェインが含まれており、薬が正しく作用しなくなる場合があります。
また、興奮して眠れなくなる可能性があるので、体を安静にする為にはコーヒーと薬との飲み合わせは良くありません。

また、コーヒー以外でも紅茶やコーラにもカフェインが含まれているので注意が必要です。

・お酒
アルコールはどの薬とも飲み合わせが悪い飲み物です。
アルコールで薬を服用すると、飲んだ薬の作用が増強され、効きすぎてしまいます。

特に、睡眠薬や抗うつ剤、鎮痛剤等は体に大きな影響を及ぼすので注意が必要です。
薬とお酒との飲み合わせは絶対にやらないように気を付けてください。

・牛乳
牛乳に含まれているカルシウムは抗生物質系との飲み合わせが悪いとされています。
薬の吸収を抑えてしまう為、十分な効果が得られなくなる可能性があります。

・炭酸飲料
炭酸飲料は酸性に弱い風邪薬や、胃に働きかける胃薬との飲み合わせが悪いとされています。
胃の中が炭酸飲料によって酸性になり、薬の効果が半減してしまうからです。

薬の種類によってはこの他にも飲み合わせが悪いものがあります。
わからない場合は医師や看護師、薬剤師に必ず相談してから服用しましょう。

そして、服用する時は水かぬるま湯で。
飲む量はコップ1杯程度にするようにしましょう。


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