私もしかしたらメタボリックシンドロームかもしれない

私もしかしたらメタボリックシンドロームかもしれない

近年、何かと健康ブームだ! ダイエットブームだ! と話題が付きませんが、その中で一体どれだけの人が本気で健康について考えているのでしょうか。考えることができたとしても、健康を手に入れるための行動ができている人は、それほど多くないと思います。

ストレス社会と言われる時代ですから、仕事が原因で思ったような生活を送れていないかもしれません。そういった人の中には、メタボリックシンドロームといった生活習慣病に悩まされる人もいます。今回は、このメタボリックシンドロームについてお話していきます。

メタボリックシンドロームってどんな病気?

メタボリックシンドロームは、生活習慣病の一種です。生活習慣病には、高血圧や高脂血症、糖尿病などが挙げられますね。一見するとそれぞれ個別の病気のように感じますが、元は肥満が原因であるということがわかっています。特に内臓脂肪型肥満の人は、さまざまな生活習慣病に発展しやすいと言われています。

この内臓脂肪型肥満が原因となり、さまざまな生活習慣病が引き起こされやすくなった状態を『メタボリックシンドローム』と言います。一時期テレビでもよく取り上げられていたので、メタボリックシンドロームという名前自体は、多くの人が耳にしたことがあると思います。

メタボリックシンドロームは、さまざまな病気の原因となりますから、治療対象として捉えられるようになりました。自分では、「メタボじゃない」と思っていても、調べてみるとメタボリックシンドロームだった、もしくは、予備軍だったということもあります。自分がメタボリックシンドロームではないか確認していくことが大切です。

ウエストサイズを測ってみよう

自分がメタボリックシンドロームではないか、調べるためにはまずウエストサイズを調べてみると良いです。肥満には、大きく分けて2タイプがあり、メタボリックシンドロームはそのうちの1つである『内臓脂肪型肥満』に含まれます。もし自分自身にその疑いがある場合は、ウエストサイズを測ってみましょう。おへその高さあたりで測るのがベストです。

男性:85cm以上
女性:90cm以上

この数値以上だと内臓脂肪型肥満の疑いがあるということになります。ウエストサイズを測るくらいであれば、自宅でも簡単にできると思います。病院などに行く前に一度ご自身でも試してみてはいかがでしょうか?

生活習慣病の治療を受けよう

内臓脂肪型肥満と診断された方の中には、高血圧や糖尿病、高脂血症といった生活習慣病を患っている人もいます。これらの生活習慣病の治療を2つ以上行なっている場合は、メタボリックシンドローム確定と言えます。このメタボリックシンドロームの状態を放置していると、取り返しのつかないことになるかもしれません。

メタボリックシンドロームの状態を放置しているとどうなるのかというと、動脈硬化などを引き起こす可能性が出てきます。さらには、心筋梗塞や狭心症、脳梗塞といったリスクも高くなってしまいます。もし生活習慣病の治療を行なっているのであれば、そういった重い病気を引き起こす可能性があることも頭に入れておきましょう。

内臓脂肪を燃焼させよう

あなたがもしメタボリックシンドロームだと言われても、悲嘆に暮れる必要はありません。なぜかというと、内臓脂肪は燃焼しやすいからです。これが落ちにくいのであれば、健康的な体を手にするのは大変だったかもしれません。不幸中の幸いというのは、このことを言うのでしょうか。

内臓脂肪をしっかりと使って燃焼していきましょう。燃焼させるためには、食生活の改善と適度な運動だけでもじゅうぶん効果が出ます。栄養バランスの良い食事を心がけて、お腹いっぱいにならないように気を付けましょう。大体腹八分目に留めることが目安となります。

運動としては、ウォーキングやランニングなど、基本的には何でも良いですが、毎日300kcal分の運動を心がけるとおへそ周りの内臓脂肪がぐんぐん減っていきますよ。内臓脂肪を減らす運動については、後ほど紹介していきたいと思います。

体重を測ってみよう

場合によっては、ウエストサイズを測るよりも簡単に測ることができる体重。一家に一台は、きっと体重計があると思います。お風呂上がりなど、毎日の日課にすればそれほど負担な作業でもないはずです。

ただ体重を測って終わりではなく、その体重をグラフでまとめていくと良いですよ。自分の体重の変化が日々見えるようになりますので、管理がしやすくなります。しっかりと目標設定をしながら、グラフ作成していくことをおすすめします。薬局によっては、グラフを用意してくれているところなんかもあるようです。

スロートレーニングで内臓脂肪を燃やそう

内臓脂肪を燃焼する方法はさまざまですが、その中でも初心者の方は始めやすいのが『スロートレーニング』と呼ばれるものです。スロートレーニングは、ダンベルやウエイトトレーニングのような負荷の多い筋トレとは違って、負荷が少なくジムに通う必要もなく、さらに道具がなくてもできるトレーニング方法です。気軽に誰でもすぐ始められるということで、ここ最近注目されているトレーニング方法なのです。

本来、筋肉量を増やすためには、日常生活の中で使うことになる負荷が一定以上かからなければ増やすことが難しいです。一般的に行われる筋トレは、いわゆる無酸素運動と呼ばれるもので、力を込める瞬間に行きを止めて強い力を入れます。息を止めて強く力を入れると、一時的に酸素の供給が止まり、筋肉が肥大しやすくなるのです。

スロートレーニングは、文字通りゆっくりと時間をかけて行なっていく運動。負荷自体は、少ないのですが、時間をかけて筋肉を収縮させると血流が制限されるのです。その状態をゆっくり持続することで酸素量が減っていき、無酸素運動と同じ効果を与えることができます。

スロートレーニングを行う際のコツとしては、関節を完全に緩めないことです。つまり常に筋肉を使って力んだ状態で行うように心がけましょう。また一般的には、3~5秒かけてゆっくり力を入れていき、同じ3~5秒かけてゆっくりと戻していくのがスロートレーニングの基本です。

無酸素運動+有酸素運動が効果的

効率よく脂肪を燃焼しながら、筋肉量を増やしていくためには、筋トレなどの無酸素運動に加えて有酸素運動も摂り入れると良いと言われています。脂肪が燃焼され始めるのは、運動開始からおよそ20分経った頃から。ですから20分以上続けられて、負荷もそれほど多くない運動が最適です。

初心者でも気軽に始められるのは、やはりウォーキングでしょうか。ウォーキングであれば、日常生活の中でも行える運動なので、気軽に始めやすいです。ちょっとした空き時間を使って少しずつウォーキングの時間を確保していきましょう。

ウォーキングの他にも、ジョギングなども向いています。ジョギングに関しては、ある程度体力のある人でないと続けるのは難しいかもしれません。筋肉量や運動量が少ない人は、始めたばかりの頃はしんどいと思います。そういった人には、スロージョギングといって、歩幅を小さめにしてゆっくりと進んでいく方法がおすすめです。

この他にも水中運動や自転車、エアロバイクなどいろんな方法がありますので、自分に合った方法で内臓脂肪を燃焼していってはいかがでしょうか。


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